地方には夢がある―。僕たちをノスタルジックな気分へといざなってくれる原風景にたたずむ女の子。彼女は最低賃金で働いていて、都会とはまるで違う金銭感覚の持ち主。自分の価値に全く気付いていない所がたまらなく可愛い。東京の高層ビルやタワーマンションを見てテンションを上げて、「どれが都庁ですか?」って見当違いなことを言う所もキュンキュンさせる。たった数時間の間だけど、愛人契約という意味もよく理解していないのだろう。地方には未だにこんなダイヤの原石がゴロゴロしていると思うと地方に住みたいと思う人の気持ちがよくわかる。