メンヘラとは……「感情の浮き沈みが激しく、心の状態が不安定である人物」
大学生の時のボクは調子に乗っていた。
講義にも出ずにバイトをして金を稼ぎ、毎日酒を飲み、ナンパをしてセックスをしていた。
正直やりたい放題していた。
特別にイケメンだとか実家が太いとかそういうわけではないものの、陽キャ大学生的なノリと雰囲気と声の大きさで何人もの女を抱いてきた。
正直1度寝ただけの女の顔と名前など覚えてはいない。
美人もいたし、ブスもいたし、巨乳もいたし、貧乳もいたし、剛毛もいたし、パイパンもいたし、感度抜群もいたし、マグロもいたし、ヤリマンもいたし、処女もいたということはなんとなく覚えてはいるが……。
そんな僕も就職を機にマトモになった。
髪は黒く染め、服を正しく着こなし、言葉遣いを正し、社会を回す歯車の1つになったつもりでいた。
真面目に生きていく決心をして、過去と決別して、真っ当な人間になったつもりでいた。
しかし、現実はボクのことを許してはくれなかった。
ある日会社にインターンで1人の女子大生がやってきた。
「優梨まいなです」と名乗った少女は私の隣に腰掛け、熱心にメモを取る。
一通りの説明を受けた少女は、仕事を開始するのかと思いきや、ボクに秘密裏にこう伝える。
「私の処女奪ったの、忘れてないですよね?」
そんなの、覚えているわけがない。
数年前に1度抱いただけの女のことなど何1つ覚えているはずがない。
一体何人の女を抱いてきたと思っているんだ?
しかし、少女は止まらない。
「私に沢山お酒飲ませましたよね?」
「痛いって言ったのに無理やり挿入しましたよね?」
「ダメって言ったのにナカに出しましたよね?」
少女の目は、完全にガンギマリ状態だった。
もうボクに少女を止める手段はなかった。
どこで身に付けたのかわからないスゴテクと貞操帯で完璧にボクのチンポを射精管理し、あらゆる体液でマーキングされた。
彼女が付けていた下着を着用させられ、そのまま業務を行うことになった。手コキで寸止めされ、フェラで寸止めされ、挿入しても寸止めされ、しかし貞操帯のせいで自分で射精することもできず、女性用下着の違和感に耐えながら過ごす1日。
「お願いだから射精させてください」と惨めで情けないお願いを年下の少女にするしかできなかった。
一体誰が悪いのか、どうしてこんなことになったのか、どうすればこの地獄から抜け出せるのか。
どんなに考えても、その唯一の方法は「彼女の愛を受け止める」しかない。
彼女の唾液を、愛液を、素肌を、下着を、匂いを、髪を、手コキを、フェラを、マンコの感触を、全て受け止めて、ボクからも愛するしか方法はないのだ。
ボクはされるがままに全身舐め尽くされ、チンポを遊び尽くされ、射精を管理されながら、少女の重く深く歪んだ狂愛を、その全てを、受け止めるのだ……。
※この作品はバイノーラル録音されておりますが、視点移動により音声が連動するものではありません。
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